SRC魔法少女コンペいくつか感想

男女比1:200なゲームで鍛えられた今の私なら
魔法少女シナリオの感想だって書ける筈。
そう、さながらノンケのように!
というわけでいくつか感想

エターナルフォーサーズ

紹介文の時点でかなり警戒してました。
だって過酷で凄惨な命の奪い合いとか究極のハードコアとか言ってるんだもん。
今の私は女の子山盛りされてもある程度は大丈夫だけど
欝耐性はかなり下がってるからな!
などと、ガクビクしながらプレイしましたが
よかった…凄惨な目に遭う女の子はいなかったんだね(ニッコリ)
となりました。
魔法少女というかMS少女みたいなイメージ。
いきなりMLRS(まるちぷるろーんちろけっとしすてむ?)の説明とかしてくれるし。
とりあえず、不幸な目に遭ってる子がいなくてよかったです。
このノリだと多分、お姉さんも覆面つけてゲルマン忍術とかやってそうだし。

戦闘姫フロイライン

最初の回想シーンで最終兵器彼女的な展開か!? と
ガクビクしながらプレイしましたがそんなことはなかったぜ。
なんというか、10年越しのボーイミーツガールといった感じ。
あと、変身の発想がぶっ飛んでてびっくり。胎内ってお前…
それと、個人的には真樹之介兄貴が男前過ぎて辛かったです。
放浪中のヒロインを助けるわ、恋敵が居るならそれすら乗り越えると断言するわ
主人公に敗れたら潔く去っていくわ
主人公はこれ、相当頑張って鍛えんことには
いつか真樹之介兄貴にヒロイン寝取られるんじゃないかってレベルの
いい男っぷり。まあ、ヒロインは中性的な顔が好みなようなので
大丈夫でしょうが。
というか真樹之介兄貴に寝取りなんてさせないためにも
主人公はマジ頑張れ。
それかむしろ主人公が真樹之介兄貴に寝取られろ。

飲尿戦士スカトロイヤー

M明さんのシナリオだー! と即ダウンロード。
うん、相も変わらず恐ろしいまでのギャグのキレ。
夜にも関わらず声を上げて笑ってしまいました。
こんな、爆笑するレベルのギャグなんて久しぶりだったり。
そして相も変わらず出てくる子が達が絶妙に可愛い。
「女の子の中では」リスカちゃんが一番気になったり。
きっとこの後しょうこちゃんと百合百合な関係になるのでしょう。
なるよね? そうだよね?
それにしても、これだけのギャグを詰め込んだシナリオなのに
クライマックスのかっちょいい演出と
おしゃれなエンドロールのおかげか
プレイ後に妙なさわやかさに包まれるこの不思議な気持ちも
M明さんのシナリオならではだなぁと感じたり。
あ、私もみこぴーとトイレでいいことしたいです。

魔女の願い

過酷で凄惨な命の奪い合いシナリオの後にプレイしようと思ってたんだ。
だって、狼さんのシナリオだもの。
それが、どうしてこんな哀しいことに…
女の話をしよう…から始まる独白とか、すごく綺麗で
まるでルシフェルの語りのように思えたんだ。
ベホイミもなんか男前で、ポケモンもいいキャラしてて
クッソ汚い淫獣くんも、割と楽に殴り倒せて…
でも、どうしてこんな結末なんだ…
てっきり、最後は笑顔で終わらせられるんじゃないかと。
あれじゃあ、ほむらの魂は円環の理にすら導かれないんじゃないか、と。
でも、苦味のあるエンドが綺麗なのは
虚淵作品の二次創作としては正解なのかもしれない。
あにさまのパンツを脱がしたいだけの人生でした。

二人はまほ・マポ♪

エクスカイザーの親戚がこんな様だなんて…w
人事権ってなんだよそんなもん貰ってどうすんだよって思ってたら
なるほど、そう使うのかと妙に納得させられてしまったシナリオ。
あと特殊能力解説が色々酷い。()とか酷すぎる。あとへたれ。
戦闘は、とにかく被害抑えるためにマップ兵器を撃ちまくるしかなかった。
あと、勇者ロボは動かせない。
敵が多くて、街が持たないかとも思ったけど
ボス魔法少女()が案外あっさり落ちてくれたので一安心。
エンディングは3つの分岐があったけど、なんか各々
首が(物理的にも人事的にも)飛びすぎじゃありませんかね?w
でも、赤裸々に自分の性癖を吐露するヒロインは可愛かったです。

魔律奏甲レクイエム

お姉さんがロリにしか見えねぇ。
魔法少女というより、魔法刑事なんとかバン的なシナリオ。
でも世界観は世紀末というかEAT−MAN的というかガンソード的というか。
盗賊が少年に「遊ぼうぜー」とか言い出したときには
どんな痴態が繰り広げられてしまうのかと思ったが
実際には世紀末ハンマー投げの簡易劣化版みたいな
遊びでちょっとしょんぼり。
戦闘はちょっと特殊で、敵を倒すたびにSPが回復する仕様。
ならばと調子に乗って開幕熱血とかやってみたけど
敵が固いのと火力があること、そしてお姉さんが避けも耐えもしないことが相まって
回復した分は大体根性にまわさなきゃならないんで
結構ぎりぎりなバランスでした。堅牢を有効活用すればもっと楽だったのかも。
あと、マクー空間…もとい敵の巨大化後に一瞬だけ出てきて
すぐいなくなった少年はなんだったんだろう?
信頼とか友情とか持ってきてくれたらすごく助かったのだけれど…w

ダブルバレット

シリーズ化したら追っかけたいレベル。
魔法少女の皮を被ったハードボイルドの皮を被った人情物。
娘さん、お父さんを僕に下さい! ってレベル。トガミさん可愛いよトガミさん。
そしてトガミさんかっこいいよトガミさん。
トガミさんだけじゃなく、フージおじさんもかっこよくて優しくて素敵だった。
そしてカナメちゃんも可愛くていい女だった。
要介護八極拳おじいちゃんもいいおじいさんだった。
もちろんマナちゃんも優しくてパパ思いのいい子だった。
魔法少女かと思ったらいきなり銃撃戦が始まって
魔法少女のからくりが明かされたあたりで一体どんな悲惨な結末が待ってるんだろう
と血の雨が降るのを覚悟したのだけれど
覚悟とは裏腹に、とても優しい物語が展開されたので
なんだかほっこりした。
戦闘は、まさしく最後に愛は勝つって感じのバランスで
人形劇もとてもかっこよかった。いつか真似したい。
個人的に一番気に入った作品だったり。
それとお父さん、マナちゃんが魔法少女以外の
もっとクッソ汚い何かに汚染されかけてるような気がするのですが
気のせいですかねぇ…?


とりあえず、以上です。
よし、ちゃんとノンケの感想だな。