「こうしん」と言っても鎮三山ではないらしい

というわけで高野M明さんの最新作、紅唇が紡ぐ学園をプレイした。
テンポのいい会話とはこういうものの事を言うのだろう。
下ネタがまるで空気のように中空を漂っているのは流石と言うべきか。
というか、宗太郎がぶっ壊れている。
定規やキャンバスで培われたイメージが木っ端微塵。思いっきり笑わせて貰った。
BGMも総じていい感じで、耳で感じる私としては大満足。
後でサイトに突撃することにしよう。
また、本を模したタイトルコールも素晴らしかった。


しかしストーリーの方は何というか、些か唐突過ぎるように感じた。
今までの作品に比べてキャラ数が大幅に増加した所為もあるのだろうが
やはり追い切れないというか展開が早いというか、そんな感じがした。
無論伏線は張られていたが、薄いというか詰め込みすぎというか。
やはりヒロイン格はどちらか一人にした方がよかったのではないだろうか。


とはいえ、それは明くまで重箱の隅である。
思い切りのめり込めば素直に燃えられるシナリオである。
ギャグ全開で突っ走ってきても、最後にはキッチリと締めてくれる所は
流石M明さんだ、と言わざるを得ない。
というか、やっぱり男の涙は萌えるなぁ。


PS.工作員ABCに燃えた。最高だよアンタら。


PS.のPS.工作員BCの目が死んでた。なんてこったい。


PS.のPS.のPS.シルバス博士は誘い受けではないと思う。