テントエルモの虹

かじきんぐさんのオリロボシナリオ。
4話までプレイして止まっていたのを、最終話まで一気に進めた。
何というか、泣いた。そして燃えた。もう感情移入しまくり。
人の強さと弱さ。その両方をしっかりと書き上げたシナリオとは、こうも面白いものか。
奈々保さんと力彦兄貴、やっててめちゃくちゃ好きになった。
絆ってのはこういうものの事を言うんだろうな、と。
人間誰しも弱いところはある。そこをきちんと受け止めた力彦兄貴、男前です。
それとブドム兄貴とワガターさんも熱い。
ブドム兄貴みたいな脳筋幹部が、ふっと見せた渋い一面。
ワガターさんみたいな頭脳派幹部が最期の最期までベルゼブブを見捨てて居なかった事実。
彼等の産みの親であり、人間であるベルゼブブのジジィ(ICV.麦人)があんななのに比べて
作られた昆虫人間である彼等の方がよっぽど人間味溢れるいい男達であるのは
この作品に込められたメッセージの一つなんじゃないかな、と思ってみたり。
何はともあれ、ごちそうさまでした。